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ロベンドヒュッテについて
炉辺人小舎(ロベンド ヒュッテ)は1965年、霧ヶ峰高原の南端・踊場湿原前に開かれました。
その名には、”暖炉の周りに人々が集まる小屋”という思いが込められています。
豪華なお部屋や大きなお風呂はございませんが、
ホール・お風呂・すべてのお部屋から望むことのできる景色こそが、私どものおもてなしです。
都会の喧騒を離れ、自然の中でゆっくりとした時を過ごして頂ければ幸いです。
当館パンフレットより
ロベンドでゆっくりと流れる素敵な時間をお過ごし下さい。
自然を愛することが出来る人。
澄んだ空気の中でのんびりしたい人、
都会の生活にちょっぴり疲れてしまった人、
是非 霧ヶ峰のロベンドへいらっしゃいませんか。
喫茶・軽食ホールから出られるテラスで 風の音と野鳥のさえずりを聴きながらお茶を召し上がれ。喫茶・軽食のみのご利用も可能です。
冬の長い夜は、暖炉に山の話をくべながら仲間の環を創りたいものと願っております。
朝、小鳥たちの声で目覚め、陽のふりそそぐホールでビバルディを聴きながら、フランスパンの朝食をどうぞ。
夕食はあるじの心のこもった家庭料理を召し上がれ。しゃれた料理は出来ませんが、温かいものは温かいうちに食べていただけるよう、心掛けております。
夜 暖炉のあるホールで思い思いの時を過ごして下さい。都会ではゆっくり読めない童話を読むのも、ギターをつまびいて唄うのも、おしゃべりに花を咲かすのも良いでしょう。
ロベンドのホールは、知らない者同志がいつに間にか友達になっているという、不思議なホールなのです。
歌の好きな方で、街ではなかなか唄うチャンスのない方、ロベンドでミニコンサートを開きませんか?
その日に泊まっている方が皆お客さまです。ピアノも置いてあります。
花の頃はもちろん、客室からの景色はバツグン!踊り場湿原・車山・カボッチョ山・蓼科山・そして大きな碧い空が素晴らしいのです。
山の花にはげまされながらハイキングに出かけましょう。ロベンドの前のすてきな一周コースをご紹介します。
開業時は木と鉄平石を使用した手作りの山小屋でした。電話は既にあったものの、電気・水道は無く、夜は石油ランプで明かりを採り、炊事・風呂はわき水を汲みに行っていました。その後、1981年に現在の建物となりました。石油ランプ・水汲みは電気・水道に変わりましたが、、湿原の美しさは今も変わりません。
霧ヶ峰高原について
霧ヶ峰は長野県諏訪市の北東に広がる標高1600m前後の高原です。上昇気流により霧が発生しやすく(年間300日近く)、これが霧ヶ峰の名となっています。
夏の初代ロベンドヒュッテ1980年頃 | 初代ロベンドヒュッテのホール 椅子は40年を経た現在も現役 |
(左)冬の初代ロベンドヒュッテ1980年頃 |
古くから神事・採草(農耕牛馬の餌)のために人が入り、特に採草に適した土地にするため毎年火入れが行われてきました。森林限界以下のこの地に草原が維持されているのは、このためです。昭和三〇年代以降、牛馬が機械に取って代わると火入れは行われなくなり、本来の木々が茂る姿に戻りつつあります。また、戦時中に薪として伐採された山林の修復、木材需要の伸びによる植林が森林化に拍車を掛けました。
地質は、鷲ヶ峰・車山などの溶岩の上に御岳山の火山灰がかぶったもので、大草原が広がっています。また、窪地には八島・霧ヶ峰・踊場の湿原があります。気温は日中で夏15〜22℃、冬-5〜-10℃程度です。