美ヶ原高原&ビーナスライン

ビーナスライン

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美ヶ原高原

「登りついて不意に開けた眼前の風景に、しばらくは世界の天井が抜けたかと思う...」詩人・尾崎喜八がこう讃える美ヶ原高原は、八ヶ岳中信高原国定公園の一角で、標高2000mを超える雲上の高台に牧歌的な絶景を見せている。頂上の王ヶ頭(標高2034m)からは西に乗鞍(のりくら)・白馬などのアルプス主峰が、東には霊峰富士に八ヶ岳、南に中央アルプス・駒ケ岳、北には妙高・戸隠と、360度美しい眺めを満喫出来る。特に北アルプスの新雪、紅葉等山肌の変化が雲上遥かに眺められる自然景観は、アルプスの展望台と呼ぶにふさわしい壮観、信州の展望台とも呼ばれる所以である。朝焼けの時間には足下に薄紫色の雲海が広がり見るものを圧倒する。
山頂一帯が面積600haの台地となって広がる、日本一高く、広く、名前のように美しい高原です。毎年5月の第3日曜日にシンボルタワー「美しの塔」で開山祭が行われます。 美ヶ原高原 標高1954m

王ヶ頭

美ヶ原最高峰で、各種の電波塔が立ち並んでいます。山頂に立てば北アルプス、浅間、蓼科山、八ヶ岳等の眺望が楽しめます。

王ヶ鼻

王ヶ頭から西側に張り出した尾根の突端が王ヶ鼻です。松本側は垂直に切れ落ちた絶壁となり、松本市街からその山容が望めます。松本平や安曇野の田園風景、北アルプスの眺望が素晴らしい。山岳信仰の名残である石仏群が並んでいます。

美しの塔

美ヶ原高原の中央に立ち、高原のシンボルとして建てられた高さ6.6mの美しい梯形の塔。霧の日には鐘を鳴らして道しるべとなり、晴れた日にはアルプスを背景に記念撮影の絶好の場所となります。塔の中央壁面には山の詩人、尾崎喜八の美ヶ原を讃える詩文が刻まれています。

美ヶ原ハイキングコース(遊歩道)

美ヶ原高原美術館〜山本小屋ふる里館〜美しの塔〜王ヶ頭〜美ヶ原自然保護センター(約2時間)

美ヶ原高原美術館

1981年6月、箱根彫刻の森美術館と姉妹館としてオープンした133000uの敷地を擁する野外彫刻美術館。約350点の彫刻を常設展示。公式ホームページはこちら

ビーナスラインドライブの注意

ビーナスライン沿線にはキツネや鹿、タヌキにイノシシ、兎にイタチ…沢山の野生動物が住んでいます。毎年交通事故で命を落とす動物は、かなりの数にのぼります。「自然の中を走らせて貰っている」事を頭に置いて、安全運転と十分な配慮をお願いします。